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まいまいず井戸

2025.01.31

JR羽村駅東口近くの五ノ神社境内にあります。まっすぐ縦に掘る井戸掘り技術が発達していなかった頃、水の得られる深さまでスリバチ状に掘り窪めていたようです。そこへの通路が螺旋状にめぐっているために、カタツムリを意味する「まいまい」の名が付けられました。いつの頃からか「まいまいず井戸」と呼ばれるようなりました。
江戸時代に井戸浚いをした時、鎌倉時代から室町時代の板碑が出土したといわれているので、古くから使われていたことがわかります。